新型タバコとは一体なんだろうか。新型タバコは今後どういう展開になるのでしょうか。

世界保健機構(WHO)によれば、現在世界で年間700万人がタバコ類の使用によって死亡していると報告している。また、禁煙の早期実施は肺癌を中心とした喫煙関連疾患の発症が減少するということが明らかになり、タバコを巡る規制が高まっている。 そうした中、近年、新型タバコの市場が拡大している。新型タバコを吸っている患者が増えているし、喫煙患者から新型タバコについて意見を求められる機会が増えている。

今回、前項目で触れた、田淵先生の本(新型タバコの本当のリスク 2019年3月内外出版社より出版)を読み、自身の考え方もまとめる機会を作って行きたいと考えた。

タバコに関しては現在喫煙者が年々減少している中、ほとんどの企業が紙型タバコから新型タバコにおおかじをとって切り替えている。

また、連日の報道でもCOVID19にリスクとして喫煙が大きく影響している。ただ、私はニコチン依存症というなかなかやっかいなものをターゲットにしている社会のゆがみに関して非常に注目をしている。JTをはじめとした企業が5年後10年後、どういう世界図を描いて戦略を立てているのか、動向を追っていきたい。

新型タバコの販売戦略は、非常に問題のあるところが多い、別記載をしていくが、現実的に10年以上前から企業は電子タバコを別のデバイスで開発されていたが、全世界とは違うデバイスを日本で先行発売を行っている。実際に2年以上にかけて日本がある意味実験台として使用されている。

経済的な面ではCOVID19によって深刻な景気後退が起きるということが多くの人が心配していることである。治安の悪化、失業率の増加、企業の倒産などは、程度の違いはあるだろうが、免れないところであるだろう。

現在はCOVID19にリスクとして喫煙に関しては逆風となっている。しかし、自粛モードが今後も続くならば、人が自身の欲求を満たすことが出来る行為が制限されているため、ニコチン依存症の患者は増えていくのではないかと懸念される。睡眠欲、食欲、性欲、などあるが、ソーシャルディスタンスの影響で他人との関わり合いが少なくなると、依存性の強い嗜好が増えていく可能性が高いと小生は考える。新型タバコの販売の戦略とCOVID19の影響でどのようになっていくか関心を持ってフォローをしていく。

そのため、現在はCOVID19真っ盛りではあるが、新型タバコについてまとめていくこととした。